こんにちは、阿信です。
もうすぐ2018年になりますが、阿信、来年の目標を
中国語検定準一級合格
にしました。
目次
2017年初めに新HSK6級を受験
私は2017年2月に新HSK6級を受験し、正答率85%で合格しました。
HSK(漢語水平考試)のこと。中国語政府認定の中国語試験で、中国へ語学留学や留学する際の語学要件にはのスコアを使います。英語のTOIEC試験のように、中国では毎月各地でHSKが受験でき、上海在住の私にはHSKが受験しやすいため、挑戦することにしました。
新HSK6級はHSKの中では最高級。合格ラインの6割(300点満点中180点)以上を取れば通訳案内士の中国語試験が免除になります。
なのでHSK6級の受験の際は合格すればいいや、でなくぜひとも高得点で合格するを目指しましょう!大体250点以上ですと「すごいね」レベルな感じです。
一方の中国語検定は・・・
中国語検定。略して中検。日本人の間ではHSKよりも知名度があると思います。
中検は、準4級、4級、3級、2級、準1級、1級があります。
中検準一級のレベル
実務に即従事しうる能力の保証(全般的事項のマスター)
社会生活に必要な中国語を基本的に習得し,通常の文章の中国語訳・日本語訳簡単な通訳ができること。
(一次)新聞・雑誌・文学作品・実用文などからやや難度の高い文章の 日本語訳・中国語訳,及び熟語・慣用句などを含む総合問題。
(二次)日常会話,簡単な日本語・中国語の逐次通訳及び中国語スピーチ。
ひゃー。やはりハードル高そう・・・・ちなみにHSK6級は
HSK(六級)は、受験生の日常中国語の応用能力を判定するテストで、(中略)
HSK(六級)の合格者は、中国語の音声情報や文字情報を不自由なく理解することができます。しかも自分の意見や見解を流暢な中国語で口頭または書面にて表現することができます。HSK公式HPより
こっちもずいぶん大風呂敷広げてきてるなぁという感じです。笑
中検準1級の配点と合格基準点、合格率
準1級の配点はリスニング、ライティング各100点。合格基準点はそれぞれ75点です。
それぞれですよー。HSKのように合計点で合否判定ではないので注意。
合格率は20%ちょっとほどです。
中検準一級試験概要
毎年3月、6月、11月、年3回の受験日が定められています。うち、中検1級は年一回受験可能。
画像元「財団法人 日本中国語検定協会」※以下図表の画像は左記サイトより引用
準1級、1級には二次試験あり
準1級、1級には面接試験があります。大体一次試験受験後1か月から一か月半くらい後に二次試験です。
受験料
準一級は郵送申し込みは7,700円、ネット申し込みは7,500円です
試験時間
既に試験時間も決まっています。日本人的には心の準備ができてうれしい・・・笑 準一級は午前の級ですね。
また一次試験の所要時間は120分です。
中国でも受験可能
中検は主に中華圏ですが、中国、香港、台湾、シンガポールでといった海外でも受験可能です。
中国では北京、上海、大連、シンセンで受験できます。
阿信が住んでいる上海の試験会場は揚浦区の復旦大学付属中学。最寄り駅の「国权路」から歩いて6分とのこと。
画像は「百度地図」から
気になる試験の中身は?阿信過去問解いてみた。
中検のオフィシャルサイトで中検各級の過去問を見ることができます。
そのうち準1級の問題を見てみました。最新の2017年11月実施の試験問題と解答を見ることができます(リスニング音声はなし)。
ざざっと筆記を見てみたのですが、最初の長文穴埋め。ボリュームはさほどないのですが、
やっぱりね、日本語の知識で解けない語句ばかり出ます。
長文内の語句のピンインを選べ、という問題も
霄壤之别
① xiǎonáng zhī biè ② qiāoràng zhī biè ③ tiāojiào zhī bié ④ xiāorǎng zhī bié
こういう重箱の隅をつつくような問題が嫌でこれまで中検から逃げていた面も無きにしも非ず。
さすがに之別はわかるぞ。別はbié以外別読みの音はなかったはず。となると③か④だけれど、も霄壤って・・・あ、土壤の壤はかろうじて分かった。rǎngだから③か・・・・
これで合ってたけれど、でもこの語句の意味知らないわー。
画像は↓の辞書アプリのもの
※フリーとありますが、無料でなくダウンロード後課金があります。
出てくる成語も難しい。成語、これまで力を入れてこなかった分野でもあります。
ここで一発逆転しよう・・・←そういう発想ー?
とりあえず過去問を筆記だけざざっとやってみました。訳と作文は採点基準が分からないので無視するとして(無視できないくらい配点大きいけど)、選択式で各パート3問間違えました。
既にマイナス18点。合格基準点が75点なのでここでかなり危険水域突入ですわ。
まずい
こりゃ相当がんばんないとね。
まずは下の本をやりきるのだ!
ということで2017年末、自分の中国語の能力の現実にちょっと落ち込んだ阿信でした。笑
最初に過去問に当たって自分の力の把握をするというのは試験において大事なことです。過去問で自分の力を知ってから対策に励み、最後の試験前対策で再度過去問に当たったとき、これまでの学習でつけた力を知ることになりますしね。
HSK6級の時も過去問中心で対策したことで無駄なく学べ、高得点合格につながったという経験もありますし。
またコツコツやっていきます。