こんにちは、しゃんはいさくらです。
今このサイトを見てくださってる方は、きっと何らかの形で「中国」と関係がある方だと推測します。
そして心のどこかで「中国語が話せるようになったらなぁ…」と思っていらっしゃる。
でも語学は「話せるようになったらなぁ」と思うだけでは話せるようになりません。必ず自分からのアクションが必要です。
今日は、私自身もかつて味わった、中国語の勉強とモチベーション維持の困難さについてお話したいと思います。
子どもには「勉強しなさい!」では大人の自分は?
自分が子どもの頃、親から「勉強しなさい!」と言われてどう感じていましたか?
宿題をしようと勉強机に向かうも、どうも手につかない。消しゴムのカスを集めて手でコネコネしたり、ノートに絵を描いたりして、全然集中できない自分。ご自身にお子さんがいらっしゃる方は、そんな姿をお子さんに見ているかも知れませんね。
一方で、子どもはテレビやゲームが大好き。ゲームにのめり込んでいる時なんて、「ご飯だよ」と声をかけても返事すらしやしない。
あぁ、この集中力が勉強に注がれればいいのに。
これって誰にでも経験があることですよね。
では子どもはどうしてゲームだとこんなに集中できるのでしょうか。
それは「楽しい」「面白い」「好き」という気持ちがあるからにほかなりません。
まずは自分への問いかけを
もし今、中国語の勉強につまずいているなら、一度自分にこう問いかけてみましょう。
「私はどうして中国語の勉強をするのか?」
だって、それは話せるようになりたいから。
わかります、皆話せるようになりたいと思ってるんです。私もずっとそう思ってきました。でも、実際には話せるようになる人とならない人がいます。
そう、問いかけへの答えが漠然としすぎているのです。子どもへの「勉強しなさい」と同じ。
楽しくも面白くも感じていないことを、目的のないまま続けることがどれだけつまらないか。
英語は学校の必須課目ですが、それ以外の語学は何かのきっかけがなければ勉強することがほとんどありません。ぜひ中国語を勉強し始めた頃のことを思い出しながら、中国語が話せるようになってどうしたいのかを深く、具体的に考えてみてください。
当時の私は英語が得意でしたが、中国語の発音の難しさに触れ、これをものにできたらめっちゃカッコいいと感じてましたね。
このサイトで連載している「中国語ワークショップ」でもまずは問いかけからスタートしているのはこの考えがあってのことです。
答えが見えたらやり方がわかる
目標や目的が明確になると、その後のやり方は比較的方向性が定まってくると思います。
「こんどこそ!中国語」は、中国語を「一」からやり直しす方向けのコンテンツとして、これまでのテキストとは違う視点で中国語の勉強法や中国人とのコミュニケーションに使えるフレーズを紹介していきます。
なぜ「ゼロ」でなく「一」なのか?
「一」からやり直す中国語。これにも深い意味があるんです!「こんどこそ!中国語」のサブタイトルは
一度中国語学習を挫折したあなたにおくる、もう一度始める中国語
です。お気づきの方、いますでしょうか?
一度「中国語を話せるようになりたい」と思って勉強を始めた中国語。ピンインや簡単な言い回しも学習した。けれど、その先でつまづいた、進歩が見られない、モチベーションが消えた・・・などなどで学習がストップしてしまった。
そんな方いませんか?
このブログはそんな「一度中国語を学習したものの、学習をやめてしまった。けれどまたもう一度、今度こそ中国語をものにしたい」そんな気持ちに応えるサイトを作りたいと思ったのがこの「こんどこそ!中国語」の始まりです。
話はしゃんはいさくらさんに戻ります・・・
駐在員さんが職場で使う中国語、駐在妻さんが買い物で使う中国語、中国人と結婚した人が家族との会話で使う中国語はそれぞれ違います。
本気で中国語をマスターしたい留学生にも伝えたいことがたくさんあります。
私はかれこれ20年ほど中国語の勉強を続けてきて、先生がこう教えてくれたらもっと良かったとか、自分がこう勉強すればよかったと思うタラレバをたくさん経験しました。
いろいろ回り道もしたし、中国人ともぶつかってきました。そんな経験をシェアし、今だから言える、中国語学習の一番いい方法をこの「こんどこそ!中国語」でお伝えできたらと思っています。
夢のあとがなかった私
私は「日中通訳」という憧れていた職業に就き、今も楽しく仕事をしているのですが、一時期モチベーションが上がらず、苦しい思いをしていた時期がありました。
やりたかった仕事ができているのに、どうもやる気が起きない。今思えば、私にはきっと夢を叶えた後にどうしたいかがなかったのだと思います。
〇〇大学に合格することを目標に頑張ってきた高校生が大学に合格したとたん、もぬけの殻のようになってしまった話、聞いたことありませんか?きっとそれと同じ状態だったのでしょう。
モチベーションを保ち続けることは容易なことではありません。
特になかなか目標が達成できない時のモチベーション、あるレベルで停滞し続けている時のモチベーション、目標を達成した後のモチベーション。どの時期も維持することが難しいです。
私のオススメとしては、目標は高すぎず、低すぎず、定期的に見直すのが良いと思っています。
今私には、「こんどこそ!中国語」で皆さんに中国語に関するコンテンツを提供するという新しい仕事が生まれました。
皆さんのモチベーションを切らさないよう、コンテンツの中で、時折ハッパをかけさせて頂きますので、今後の「こんどこそ!中国語」に是非ご期待くださいね。